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800年の歴史を受け継ぐ伝統工芸品|黒谷和紙(くろたにわし)紙すき体験

【綾部を良く知る外国人の綾部レポート】

施設名 黒谷和紙(くろたにわし)紙すき体験 訪問日 2020/8/5 訪問者氏名 サゾノフ・マキシム

販売されている和紙製品の中には、現代の生活にも馴染みやすい名刺ケースなどの小物類もあり、お土産やプレゼントに喜ばれること間違いなし。


和紙の製造が800年続く黒谷町を訪れてきました。

和紙製造工場の見学はとても有意義で面白かったです。


予約をすれば実際に紙すきを体験することも可能なため、伝統文化に触れることができる特別な思い出作りには最適。力の加減や色付けによって異なった出来上がりになるので、自分だけのオリジナル和紙を作ることができます。


和紙の製造過程について詳しく説明していただきました。

最初の楮の取り方から紙の出来上がりまでです。

製造のすべての段階一つ一つについて和紙職人の方から説明を頂き、工房の中を詳しく見ることができてとてもよかったと思います。


様々な時代の変化により和紙職人の数が減少傾向にある中で、現代のニーズに柔軟に対応しながら、大切に守られてきた伝統技法。原料の処理から加工までを全て手作業で行う工程は、今も変わりません。


実際の葉書作り体験も面白くてよかったです。

自分で作った葉書は必ず良い記念となると思います。

スタッフもとても優しく丁寧でいろいろと細かく説明していただき、

質問にわかりやすく答えていただきました。


原料の楮(コウゾ)を蒸す際に使用する巨大な桶や、黒谷和紙に関する文献や作品を見学することができる黒谷和紙会館では、800年以上にわたり現在まで受け継がれてきた、その歴史と技について詳しく知ることができます。


海外の顧客にも非常に面白い体験になると思います。

ユネスコ無形文化遺産に認められた和紙は日本の一つのシンボルというのもあり、世界でよく知られているからです。


一枚一枚、職人の手仕事でつくられている黒谷和紙。丈夫で長持ちするのが特長で、二条城の障子や曼殊院の襖の修復にも使用されており、1983年には京都府無形文化財に指定されています。


そして資料館もとても面白くて、和紙で作ったいろいろなものを見ることができてよかったと思います。



▼「黒谷和紙(くろたにわし)紙すき体験」の詳細はコチラーーーーーーーーーーーーーー




▼訪問者プロフィールーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


サゾノフ・マキシム

ロシア出身。2018年に来日。

日本の好きなところ:日本の田舎と歴史や文化

趣味:日本武道(杖道)と書道。



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